いつまで母さん

依存症の家族と暮らす

娘の血圧が低いことを知った日

 

娘の低血圧

 

私は、看護師なので、血圧計などが身近にある。

家で何気なく子供たちの血圧を測ってみた。

初めてである。

血圧の測り方を教えながら半分冗談で測ってみた。

すると娘の血圧が収縮期血圧88。拡張期血圧52しかない。

夕方である。「え?低すぎない?」

時々、玄関のところで立ちくらみがして、倒れたこともあり、

しゃがんでしまうこともあるとのこと。

 

確かに娘が顔面蒼白で、室内をぼーっと歩いていたことがある。

なるほど血圧のせいだったのか。

 

娘は私が血圧を測ったことで、なんだか関心を持ってもらえたと思ったのか、

うれしそうである。

ふらふらしていた理由がわかったのも、嬉しかったようだ。

 

それから、しばらく朝と夕方血圧測定をすることにした。

やはり収縮期血圧は90ないことが多い。

ほとんど家にいてゲームばかりしているせいか。

それとも起立性調節障害のために、朝起きれず学校に行けなかったのか。

定かでは無い。はっきりしているのはとにかく血圧が低いと言うこと。

 

まずは、朝血圧を測りご飯を食べさせるようにした。

今まで食欲がないからと食べずに、昼まで寝てしまうことがあったが、

必ず起こして、朝ごはんを食べ血圧を測り朝日を浴びるようにさせた。

 

田中英高著「改訂 起立性調節障害の子どもの日常生活サポートブック」

「改訂 起立性調節障害の子どもの正しい理解と対応」を購入した。

 

まずは実践してみようと思った。

心の平静を保つことの大切さが本書では述べられている。

また、親の3つの態度についても説明している。

 

態度1・子どもの素晴らしい点を見つけ心から喜ぶ。

態度2・子どもの悪い点をいつも心配する。

態度3・子どもを冷静に客観視し、心の平静を保つ。

 

すなわち、心の苦しみが原因となって現れる様々な

身体症状(心因反応といいます)は、内的葛藤(心の中の苦しみ)を言語化(心を苦しめている原因に気づきそれを言葉にして直接話してみること)すると、心の苦しみが

軽減し、心が癒されて身体症状が治っていくのです。

起立性調節障害は、単なる怠け者と思われやすい。また、鬱と間違われやすい。

本書には、通学、進学、日常生活動作、自律に向けたメンタルのフォローの仕方、体操など、様々な場面で使えるサポートの方法が書いてある。

 

もう1つ変化があった。

環境を整え、夫と暮らし始めるため、

娘が中学二年生の6月に家族で引っ越しをした。

校区はそのままで転校はなかった。



その頃から、1日1時間から2時間ではあるが、

娘が少しずつ、中学校に行けるようになってきた。

学校に行きたくない日は、学習センターの心理士さんのところに

週1〜2回通うこともあった。

何より、娘は、笑顔が増えた。